節約して、投資して、待つ「ジェイソン流 お金の増やし方」

読書

今回紹介する本は、厚切りジェイソンさんの「ジェイソン流、お金の増やし方」(ぴあ)です。

「お金を増やしたい」「投資をしてみたい」「節約に興味がある」という人におすすめ。

厚切りジェイソンさんは「Why?Japanese people!」でお馴染みの芸人さん。実はお笑い芸人をやりつつ、IT企業の役員も務めています。さらには個人投資家としてFIREできるほどの資産を持ち、3人の子供のイクメンでもあるという凄い人です。

節約して、投資して、待つ

「支出を減らして、残りのお金を投資に回して、待つ」、これがジェイソンさんの提唱する投資術です。とてもシンプルですよね。まあ問題は、どんな節約をするか、どんな投資をするかということなのですが、そのあたりのこともしっかりと本書で触れています。

インデックスファンドに投資

本書では半分以上が投資の話となっています。ジェイソンさんはインデックスファンドに投資することを提唱されています。一口にインデックス投資と言っても、投資信託でやるかETFでやるかの2択があるそうです。私は投資信託でやっているのですが、ジェイソンさんはETFでやっているそうで、ETFの仕組みについてはとても勉強になりました。

ただETFは手数料が安いのですが、為替の手間がかかるので、私は当面投資信託のみでやるつもりです。

支出を見直す

今の時代、100円からでも投資をすることができます。しかしながら、大きな金額を投資に回せるのなら回した方が有利です。100円を年利5%で回しても5円にしかなりませんが、1億円なら500万円になります。少額からの投資が可能になったといっても、結局は「投資資金をどうやって捻出するか?」という昔からの問題は、依然として私たちの前に立ちはだかってくるのです。

ジェイソンさんは投資資金を捻出する方法として、「支出の見直し」や「節約」を勧めています。支出を見直すためには、まずアプリや家計簿などで、「支出を可視化する」ことが必要です。そのうえで「今使っているお金は、本当にその価値があるのか考える」こと、「ものを買う時は、それが本当に欲しいものなのかよく考える」ことが必要です。

あなたはこうしたことを日常的にやっていますか?恥ずかしながら私は全くやっていません。まずは支出の把握から始める必要がありそうです。

ジェイソン流節約術

ジェイソンさんの節約術がいろいろと紹介されています。コンビニに行かないとか、スマホは格安SIMとか、服はおさがり、業務スーパーでまとめ買いなどなど。芸人と会社役員で相当な収入があるはずなのに、そこまでやるのかと思うくらいの徹底した節約術が展開されています。

節約で重要なのは、家族で同じ価値観を持つことだそうです。価値観が一致してなければ、これほどの節約術はできないし、家庭崩壊しかねません。ジェイソンさんについてきている奥さんや子供たちも凄いのです。その点、独身は節約術をしやすそうな気がしますが、なかなか一人では誘惑に耐えきれないかもしれません。

投資方法は変えないのに情報収集

ジェイソンさんは「米国株インデックスファンドに積立投資し続ける」という投資法に辿り着き、今度も変えることはないとしています。しかし一方で、情報収集は欠かさないそうです。

投資法を変える気がないのなら、熱心に情報収集する必要はないように思えます。なぜ彼は情報収集するのでしょう?それは「心の備えを保つため」だと言います。情報収集をすることで、値下がりの原因だとか、将来的な動きが何となくわかるようになって心構えができるのです。

正直に言えば、私は「過度な情報収集は迷いや不安を招く」と考えている派です。私はネットで調べると不安になったり、迷ったり、自信を無くしたりすることが多いのです。だから情報収集は控えめにしています。知識や経験が伴わないうちは、あれこれ情報を集めても善し悪しも判断できないし、取捨選択もできないと思うのです。

ジェイソンさんは、15年以上の投資の経験と知識、FIREできるだけの資産を築いた実績と自信があるから、情報収集してもぶれることがないのでしょう。この本を読むような投資初心者は、ジェイソンさんのように情報のシャワーをいきなり浴びるようなことは考えものです。

まとめ

今回は、厚切りジェイソンさんの「ジェイソン流 お金の増やし方」(ぴあ)を紹介しました。ジェイソン流の節約術・投資術が非常に読みやすい形でまとめられています。私は最後まで読めずに投げた投資の本が何冊もありますが、この本はすんなり読めました。帯には「50万部突破」とか「2022年日本で一番売れた本」と書いてありますが、それも納得の読みやすさ・わかりやすさです。恐らくジェイソンさんは相当苦労して書かれたのだと思います。

もし友人に「投資について知りたいからいい本を3冊紹介してほしい」と言われたら、私はこの本を必ず入れます。この本1冊で済ますのはさすがに危ないとは思いますが、3冊のうちの1冊、5冊のうちの1冊なら入れてもいいと思うような本です。

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