光る君へ第1回感想

明けましておめでとうございます。

大河ドラマ「光る君へ」の第1話を見たので感想を書いていきます。

ネタバレがありますのでご注意ください。

私は大河ドラマは大体リアルタイム、つまり日曜午後8時にNHK総合で見るようにしているのですが、今回は録画して後から見ました。テレビ朝日の格付けチェックと被っていたもので。

藤原率が高い

このドラマ、藤原某という人があまりにも多すぎます。藤原でない人を探すのが難しいくらい。恐らく藤原氏の全盛期なのでしょう。こうなると視聴者は名前を覚えるのに苦労します。まずはまひろの家族と三郎の家族から覚えていこうと思います。

声優の三石琴乃さんが、三郎の母親・時姫役で出ていました。このところの三石さんはちょくちょくドラマに出ているようですね。また大河ドラマは声優の起用が多く、去年のどうする家康には木村昴さん、一昨年の鎌倉殿の13人には山寺宏一さんが出ていました。近年の大河ドラマには声優枠があるのかもしれません。

権力闘争

平安貴族の雅な世界を描くと聞いていたのですが、1話で描かれたのは貴族たちの出世レースであり、権力闘争でした。三郎の父・兼家は右大臣に昇進し、娘の詮子を入内させ皇子を生ませようと画策します。目論見通りになれば、兼家は天皇の祖父として摂政・関白の地位も思いのまま、藤原氏同士の権力闘争も制するということのようです。

兼家はギラついたアクのつよそうな感じですが、一方まひろの父の為時は世渡りが下手そうです。今年も官位を得られず、仕事も無さそう。学識はあるそうですが、扱いにくい感じが出てしまっています。仕事がないなら貴族の子弟に学問を教えるなり、田畑を耕すなりすればいいのにと思いますが、当時の貴族はそうしたことをしてはいけないのでしょうか?

母の死

まひろの母・ちやはが道兼に殺されてしまいました。道兼は藤原氏の奢り高ぶりを体現する人物ということなのではないでしょうか。要するにクズ野郎ということですが。「何もそんなことで」と言いたくなるようなしょうもない理由で人が殺され、権力者はやりたい放題、弱者は泣き寝入り。雅はどこへ行った?

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