ドラゴンボールと私

去る3月1日、漫画家の鳥山明先生が亡くなりました。

鳥山先生と言えば、「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」「ドラゴンクエスト」などがあります。私にとってはとりわけドラゴンボールの影響が大きかったように思います。そこで私とドラゴンボールの思い出を語ってみたいと思います

私は小学校に上がるか上がらないかのうちにドラゴンボールの単行本を集め始めていました。ギニュー特戦隊のあたりからはジャンプを購読していました。小学校6年の頃、ジャンプの連載が終わりました。つまり私の小学校時代はドラゴンボールと共にあったわけです。

悟空がスーパーサイヤ人に変身した時も、トランクスが初登場した時も、親子かめはめ波も、最終回もリアルタイムで追っていました。最終回の一週前に「次号重大発表」などと書いてあり、まさか最終回とは夢にも思わず、一週後に最終回で大変なショックを受けたことを今でも覚えています。

鳥山先生の訃報に接し、本棚からドラゴンボールを何巻か取り出して読んでみました。読んでいるとリアルタイムで追っていた小学生時代のことをあれこれと思い出すのです。当時のことが何か書き込んでるわけではありません。色褪せ、変色した、古ぼけたドラゴンボールの単行本から確かに記憶が蘇ってくるのです。これは不思議な体験でした。何十年も思い出すこともなかったようなことが、ドラゴンボールを読んでいると思い出されるのですから。単価400円に満たないドラゴンボールの単行本は、もはや私の小学生時分の記憶すら内包した宝物であったのです。

鳥山先生、素晴らしい作品をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

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