ドラゴンボールで市街戦をやったら～呪術廻戦第41話感想～

呪術廻戦第41話を見たので感想を書いていきます。

ネタバレを含むのでご注意ください。

宿儺vs魔虚羅

今回は何といっても宿儺vs魔虚羅です。戦闘の規模が大きくて、怪獣映画並みに渋谷の街がめちゃくちゃになるという。ドラゴンボール並みといってもいいかもしれませんが、ドラゴンボールは意外と市街戦が少ないんですよね。大体悟空が「場所を変えるぞ」といって荒野の方に移動してしまいますから。

その意味で、今回の呪術廻戦はドラゴンボールで市街戦をやったらこんな感じというのを見せたような体になっていました。あのスピード感はドラゴンボールですよ。劇場版ならいざ知らず、TＶアニメであんなに派手なバトルシーン描けるんですね。だからこそ1期と2期の間がたっぷり空いたんでしょうけど。

宿儺は恵を助けるために介入し、魔虚羅と戦います。およそ人助けしない宿儺がどうして助けたんでしょう？この手の人物が人助けをする時は、自分の利益になるからと相場は決まっています。恵は宿儺の利益になるから助けたのです。恵が死ぬと宿儺は大いに困ると言ってもいいでしょう。

宿儺にとっての利益、宿儺にとっての利用価値とは一体何でしょうか？器としての価値と考えるのがシンプルかつ妥当でしょう。宿儺は恵を悠仁に勝る器と見た、だから助けたということではないでしょうか。悠仁に劣る器であれば、宿儺にとって助ける価値もないでしょう。