パドレスのダルビッシュ有投手が、19日(現地時間)のブレーブス戦で7回無失点9奪三振被安打2と好投し、史上3人目の日米通算200勝を達成しました。
この日のダルビッシュ投手は好調で、危ない場面はほとんど見られませんでした。変化球が非常によく、特にナックルカーブがよく決まっていたように見えました。この試合で連続無失点を25イニングに伸ばすなど、好調を維持しています。
野球には多彩な変化球を投げ分けることを「七色の変化球を操る投手」というように表現することがあります。私は長年野球を見てきましたが、こういう七色の変化球を操る投手は、意外と大成しない印象があります。大成する投手はまずストレートがよくて、変化球はいくつか投げられるが決め球になるのは1つか2つ、というパターンが多いように思います。ダルビッシュ投手も七色の変化球を操る投手ですが、彼の場合どの変化球もメジャーで武器になるくらいの超一級品です。もちろんストレートも速い。
ダルビッシュ投手はプロ20年目だそうです。それほどの長きにわたって活躍できるのは、体調管理はもちろんのこと、フォームを常にチェックしたり、変化球を増やしたりというような、技術面でのたゆまぬ研鑽があってのものだと思います。
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