VIVANT7話の感想を書いていきます。
ネタバレを含むので、視聴済みの方のみご覧ください。
乃木は本当に裏切ったのか?
いきなり核心を突きますが、乃木は本当に裏切ったのでしょうか?私は裏切っていないと思います。
以下、そう考える理由を述べていきます。
発信機で野崎を呼んだ
乃木はドラムに付けられた発信機をいったん回収して、ノコルとの取引が間近に迫った時に発信機を再起動させました。あれは野崎を呼び寄せるためです。そして別班の班員を急所を逸らして撃ち、彼らを回収・治療させる意図があったのでしょう。別班班員を皆殺しにして、テントに付くのが目的なら野崎を呼ばない方が都合がいいはずです。
野崎を呼んだもう一つの意味は、ノコルの時間を奪うためです。警察が迫っている中では、別班の班員の死を確認している暇がありませんし、冷静な判断もできません。とりあえずノコルは、乃木とまだ動いている黒須を連れて行くことにしたのです。
ベキの息子という立場を利用
テントの最終目標は日本だということはわかっていますが、それ以上のことはわかっていません。詳しい情報を得るためにはテントの内部に入り込む必要があり、ベキに近づけるならなおいい。それならば、ベキの実の息子という立場を利用しない手はない、と乃木は考えるはずです。
乃木にも生き別れた父親に会ってみたいという情が当然あるでしょう。しかし日本を守るという使命感が勝る男ではないかと私は思います。
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