VIVANT2話感想

VIVANT2話の感想を書いていきます。

ネタバレを含みますので、視聴済みの方のみご覧ください。

事前に詳しく説明する計画は失敗する

今回、大使館からの脱出が大きなテーマになっていました。その際、脱出計画の実行前に野崎が乃木と柚木に詳しく説明していました。大体こういうのは失敗するというのがお約束です。

計画が成功することがないから、視聴者にどういう計画だったのかあらかじめ説明するわけです。説明した上に、さらに忠実に実行してしまうと視聴者としては同じものを2度見させられることになり興ざめしてしまいます。だから事前に詳しく説明された計画は失敗するのです。

乃木の過去

1話から断片的に乃木の過去が挿入されていましたが、今回はその挿入シーンが少し増えました。そのシーンをまとめますと、幼い乃木が両親と一緒にテロリストと思しき連中に追いかけられ、母親が殺される、乃木はテロリストに拉致され、ひどい仕打ちを受ける、というものでした。

乃木のもう一つの人格はこの幼少期の悲惨な体験が元で形成されたのではないでしょうか。このもう一つの人格は、テロリストに訓練ないし洗脳されているという疑いがあります。あの攻撃的な性格や野崎を信用するなと言うのはその現れではないでしょうか。なにより洗脳されているとすれば、立派な「モニター」であり、誤送金の犯人として一気に怪しくなってきます。