ツクヨミ　カミキヒカル　片寄ゆら～推しの子第24話感想

TVアニメ推しの子第24話を見たので、感想を書いていきます。

本稿は第24話の重大なネタバレがありますので、必ず視聴後にご覧ください。

なお私は原作未読です。

ルビー闇落ち

ルビーが闇落ちしてしまいました。きっかけは雨宮吾郎（ゴロー）の白骨死体を発見したこと。ルビーはアイに続きゴローまでも殺されてしまったことを知ったのです。

ルビーは二人を殺した犯人に復讐を誓います。この時、ルビーの瞳に黒い星が宿りました。翌日のＭＶの撮影では、アネモネは何かを感じ取った様子。これはルビーの覚悟とか、復讐心によって才能が開花したということだと思います。要はアクアと同じです。ついでに言うと、アクアは復讐を止めてから瞳の星がなくなりました。

復讐心を失ったアクアに替わり、復讐に滾るルビーが出張ってきました。今後しばらくはルビーが主役として物語を牽引していくでしょう。復讐がこの物語の大きな要素であり、物語を動かす原動力のように思えてなりません。

ツクヨミ

かねてより気になっていたカラスを連れた少女は、ツクヨミというんだそうです。一体何者なのか、今もってよくわかりませんが、かなりの情報を持っているように見えます。

ルビーに16年前の事件の日近く、病院付近に菅野良介と中学生くらいの男の子がいたと教えています。この証言が、ルビーが闇落ちする原因の一つとなってしまいました。ちなみにこの中学生くらいの少年、映像では金髪に見えます。

カミキヒカル

第22話でルビーがアイの墓前で遭遇したサングラスの男、彼の名前はカミキヒカルでした。してこのカミキですが、エンディング後のCパートで転落死に見せかけて女性の殺害するという衝撃的なシーンがありました。この女性は片寄ゆらというんだそうです。

何で殺したのかは全く分かりませんが、人を殺すことを何とも思わない危ない奴だというのはわかります。そしてこれが初めてではなさそうで、しかも足がつかない方法で殺しているというのもわかります。

カミキは見たところ40代以上には見えません。素直に見れば20代後半くらいでしょうか。世の中には若く見える人もいますので30代前半もありうるかと。総合すると20代後半～30代前半くらい。何が言いたいかと言うと、カミキが16年前に病院の近くで菅野良介と会っていた中学生くらいの少年ではないかということです。人を殺すことを何とも思わぬ残虐性、自分が疑われないように殺す狡猾さ、このカミキこそがアイ殺害の真犯人である可能性は高いと見ます。