VIVANT1話感想

VIVANT1話を見たので感想を書いていきます。

ネタバレを含むので、視聴済みの方のみご覧ください。

超豪華キャスト

本作は何といっても超豪華キャスト。堺雅人さん、阿部寛さん、役所広司さん、これだけでもう凄い。それ以外のキャストもドラマ・映画の常連ばかり、まさにオールスター。大河ドラマでもこのレベルは無理かもしれません。大作映画並み。

ギャグ・アクション多め

1話を見ていて感じたのは、ギャグシーンやアクションシーンが多めだということ。主人公の乃木はかなり酷い目に遭っているはずなのですが、ギャグやアクションが多いためにあまり悲壮感を感じません。作品全体としても喜劇寄りに見えます。ドラムのキャラクターはいかにも喜劇です。そういえばドラムが使っている翻訳アプリの音声は林原めぐみさんでしたね。

ギャグとアクションを多めにしたことにより、結果としてあまりストレスを感じることなく見られる作品に仕上がっており、気分の落ち込みがちな日曜の夜向けとなっています。

乃木は二重人格

乃木は二重人格と思われる描写がありました。窮地に陥った時、自分で自分を励ますというのはよくある話なのですが、乃木の場合は明らかにこれと違います。乃木の中に「もうひとつの人格」があり、その人格が乃木を励ましたり、アドバイスを送ったりしているようなのです。極めつけは乃木が寝ているのに、もうひとりの乃木が寝ている乃木を見下ろしているという何とも奇妙なシーンがありました。

乃木を二重人格にした理由は、面白そうだとか何となくとかいうことはないでしょう。二重人格にしたからには、事件に深く関与しているとか、事件を解くカギになるということだと思います。

ガントレットのオマージュ

1話のクライマックスで、改造トラックに乗って大使館に突っ込むというシーンがありました。これはクリント・イーストウッドさんの監督・主演映画「ガントレット」のオマージュだと思われます。ガントレットは、イーストウッドさん演じる刑事が証人と一緒にバスに乗って、裁判所に突っ込んでいくクライマックスが強烈な映画です。

予想

恐らく本作最大の謎はタイトルにもなっている「VIVANT」でしょう。乃木のもう一つの人格のコードネームなんじゃないかなと思います。乃木の知らない間に、もうひとつの人格が事件に関与していたのではないかと。

あと誤送金の犯人は乃木の同期の山本が怪しそう。エネルギー事業部1課長という立場を考えれば、2課に多大な損失を負わせるという動機はありそう。ただ誤送金した金を何割かもらう算段がついているのかはよくわかりません。

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