機動戦士ガンダム 水星の魔女24話「目一杯の祝福を君に」を見たので感想を書きたいと思います。
ネタバレを含むので、視聴済みの方のみご覧ください。
エラン4号
24話を見ていて一番驚いたのは、エラン4号の登場でした。死んだと思っていたので全くの予想外でした。生前果たされなかった約束をここで果たしてスレッタを救うとは。
事件解決後に、エラン5号がレノアのスケッチブックのモチーフ探して旅していたり、本物のエラムが偉くなってジェタークを援助していたりとなかなか面白かったですね。
データストーム
データストーム空間にプロスペラの夫ナディムや仲間たちが出てきました。エラム4号はクワイエットゼロにデータが保存されているという説明がなされていましたが、ナディムたちも保存されていたのでしょうか?奇跡やオカルトで処理しないのなら、保存されていたということになるのかな?ナディムが出てきた理屈はよくわかりませんが、とにかくナディムらの説得によってプロスペラは復讐から解放されました。
エリクト
最終的にエリクトはホッツさんのキーホルダーに入れられることになりました。スレッタが消滅する前にデータを保存しておいてホッツさんに入れたのだそうです。器はエアリアルじゃなくてもいいみたいで、どうも釈然としないです。
みんな家族になるんだから
ミオリネが確か23話で「みんな家族になるんだから」と啖呵を切っていましたが、その通りになりました。エピローグでミオリネがエリクトを小姑と呼んでいたり、スレッタとミオリネが結婚指輪をしていたりしていました。直接的ではないにしても、スレッタとミオリネが結婚したことを匂わせるには十分でしょう。一緒に暮らすというのは想像しましたが、まさか本当に結婚するとは。
きれいに終わった
細かいところはよくわかりませんが、全体的な印象としてはきれいに終わったと思います。エリクトも消えなかったし、プロスペラも復讐から解放されて穏やかな生活送っています。多くのキャラが幸せになって未来に向かって歩いて行く、そんなハッピーエンドでしたね。
シリーズ全体としては、企業・学園・魔女・呪いなど従来のガンダムシリーズになかったような新機軸を打ち出し注目されました。終盤にはどうやって収めるのかという心配もありましたが、意外と無難にまとめてくれたなと安心しました。ただ登場人物の多さに比べて、尺が足りなかったなと思います。どうしても登場人物の掘り下げに限界があり、3年後のエピローグもダイジェスト的になってしまいました。そこがもったいなかったですね。
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