忘れないためにはアウトプットとスキマ時間 『読書脳』

読書

 本を読んだのに内容が全く思い出せない。

 そんなことありませんか?

 私はしょっちゅうですw

 そんな人におすすめなのが、樺沢紫苑さんの著書『読書脳』(サンマーク出版)です。樺沢さんは精神科医で、YouTubeやメールマガジンなどで積極的に情報発信をしています。

 忘れない読書術には何が必要なのでしょうか?樺沢さんはアウトプットとスキマ時間だと説きます。

 アウトプットとは、本の内容について人に話したり、ブログに書いたり、Xで呟いたりすることです。ちなみに本を読んでいてメモを取る、マーカーで線を引く、というのもアウトプットに含まれるそうです。本を読んでいて「気づき」を得たら、マーカーで線を引きます。そしてボールペンで余白にメモ書きをします。

 そしてアウトプットは1週間以内に3回するのが重要です。マーカーで線を引きながら読んで1回、友人に話して2回、Xで呟いて3回、これで達成です。

 スキマ時間の読書が記憶に残りやすいと言います。それは制限時間を設けることで、集中力が増し、脳が高いパフォーマンスを発揮するからです。人間が高い集中力を維持できる最小時間が15分とされています。そのため本書では、15分のスキマ時間の読書が推奨されています。

 私の場合、本を1回目に読む時は線も引かなければ、メモも取りません。もう1回読む価値があると思った本は2回目に読んだ時に線を引いたり、書き込んだりします。線を引いた箇所は折に触れ、何回も読み返し、ブログに書いたりもします。私なりのアウトプットをしていたようで、こういう本は1回読んだきりの本よりもはるかに記憶に残ります。

 もし読書をしていて、「この本は絶対ものにしたい」という本に出会ったら、本書に書いてあるアウトプットするだけでなく、何度も何度も読むということをオススメします。

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