呪術廻戦37話を見たので、感想を書いていきます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
死を覚悟していた虎杖
虎杖vs脹相の戦いが描かれました。戦いの中で虎杖は死を覚悟しており、自分が死んでも誰かが五条のところに辿り着けばいい、自分は脹相を足止めできればそれでいい、などと考えています。捨て石になるのもいとわない、今度の相手はそれだけヤバいということなのです。
ヤバいという点でいうと、脹相は自分の血液でウォータージェットを繰り出してくるような術式で、そのスピードが音速を超えるとか。初見の時、何で虎杖が躱せるのか不思議なくらいでした。繰り出す時のモーションから方向がある程度わかるとか、距離を置けば見てから交わすということもできるということなのでしょう。
虎杖は脹相をトイレに誘い込み、血液の特性を利用してうまく術式を封じ込めましたが、結局脹相の奥の手に屈する結果になってしまいました。
存在しない記憶
脹相が虎杖に止めを刺そうとしたまさにその時、脹相の頭の中に「存在しない記憶」がなだれ込み、止めを刺すのをためらい、虎杖は一命を取り留めました。
「存在しない記憶」で思い出されるのは東堂です。東堂も虎杖との戦いの中で「存在しない記憶」をでっちあげ、親友として振る舞うようになります。東堂の場合は、個人的な妄想に過ぎませんでした。脹相の場合は、東堂とは全く違うケースです。ちゃんとした理由があります。また虎杖が記憶改変の術式を無意識に使っているということもありません。
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