ゆる副業のはじめかた アフィリエイトブログ

読書

今回紹介する本はヒトデさんの「ゆる副業のはじめかた アフィリエイトブログ」(翔泳社)です。

「副業でブログをやってみたい」

「副業をしようと決めているけど、ブログにするかどうかは検討中」

そんな人におすすめです。

逆にブログを運営して1年以上という人には読んでもプラスになることが少ないかもしれません。ブログ初心者向きの本です。

読みやすい

本書の際立った特徴としては、とても読みやすいということが挙げられます。各単元には「ゆるポイント」という要点をまとめたものがあります。また小見出しはしっかり太字となっており判別しやすく、重要箇所には太字でマーカーが引いてあります。

図表やイラストも多用し、イメージが湧きやすくなっています。文章も平易で、ヒトデさんのブログ記事のライティング記述が本づくりにも活かされていると感じます。これだけ手が加えられていれば、読者はあまり線を引くことがなく、読むことに集中することができます。

時間がない人は、大見出し→ゆるポイント→小見出し→マーカー部分→図表・イラストとパッパッと視線を移していくような感じで読むといいでしょう。速読に慣れている人なら30分程度でこの本の要点を掴むことも可能です。

最初の1冊に最適

ブログ運営本を読んで勉強しようという人は多いでしょう。私もそうです。その場合、本書は最初の1冊目に最適です。非常にわかりやすいからです。

一方で、網羅性や深さには欠けます。しかしながらこの点は、本書の欠点とは思えません。わかりやすく・広く・深くなどということは1冊の本では無理な話なのです。

また広く深い情報を得たとして、まだ駆け出しのブロガーに活用できるのかという問題もあります。活用できないレベルの情報を頭に詰め込んでも意味がありません。この手の本は、書いてあることを実践しなくては、そもそも読む意味がなくなるのです。

その点本書は、ブログ初心者でも活用しやすい情報の宝庫であり、最初の1冊に最適です。網羅性や深さは別の本で補いましょう。

60%の出来でも投稿してみる

本書を読んでいて一番力をもらったのは「60%の出来でも投稿してみる」というアドバイスです。「そんなことしていいの?」と思いますよね?初心者のうちは、とりあえず書いて投稿するだけでも学ぶことが多いのだそうです。とにかく「書く→投稿する→反応を見る」というサイクルを回すことが重要。初心者は書けば書くほど伸びるのです。

ブログを書き続けていれば成長します。成長した自分が昔書いた記事を読めば、あれこれと直すべき箇所が見つかります。ブログは後からいくらでも修正できますから、将来の自分ならもっと完成度の高い記事に仕上げられるわけです。

30点の記事だとしても、公開すれば誰かの役に立ちます。90点の記事だとしても、公開しなければ誰の役にも立ちません。30点の記事でも、あとから自分なりに50点、70点、90点とブラッシュアップすればよく、だからどんどん公開した方がいいとヒトデさんは説いています。

まとめ

今回はヒトデさんの「ゆる副業のはじめかた アフィリエイトブログ」(翔泳社)を紹介しました。わかりやすく、読みやすい、まさしくブログ初心者にうってつけの本です。ブログ初心者はぜひこの本を読んで、どんどん記事を書いて投稿していきましょう!

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